安心パチンコ・パチプロアドバイザーを育成。「依存問題」対策強化。

 今、全国の遊技業界が最優先課題として取組んでいるのが「依存問題」への対応です。
 昨年12月26日に公布・施行された「IR整備推進法」の附帯決議に「依存症対策に関して国の取組を抜本的に強化すること」が盛り込まれ、これを受けて、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議は「パチンコ・パチスロ営業所の管理者の業務として依存症対策を義務付ける」ことをとりまとめました。
 このような政府の動きに対応し、遊技業界は依存問題強化対策のひとつとして
 ○ パチンコ店に「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」を配置してお客様の依存問題を側面から支援する。
ことを決定しました。
 「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」の主な役割は、①問題が起きにくい雰囲気づくり ②問題ある遊び方に「気づくきっかけ」を提供する ③問題ある遊び方を変えていく「情報」を提供する ことです。
 全日遊連では、当面、全国のホールに1名のアドバイザーを配置(最終目標は1ホールに3名配置)することを目標に育成講習を行い、その目標が達成できれば、今年の12月を目途に同制度を発足する予定にしております。
 沖縄県遊協は、当初から「県内全ホールに最低3名のアドバイザーを配置する」ことを目標に、県内を3ブロックに分け、10月3日~26日までの延べ12日間15回に渡って講習を行い、325名のアドバイザーを育成しました。
 これにより、1ホール当たりの配置人員は4名となり、全国目標を上回る体制が整いました。
 今後は、各ホールにおいて、専門的な講習を受けたアドバイザーがお客様に対応することになります。
  
2017.10.31

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